ワイン樽工場
2012年07月03日
ワインの保存、熟成に欠かすことの出来ない樽!
その製造工程は職人による手作業です。
ブルゴーニュのワイン樽工場を見学した際の見聞録!
材料はオーク。
ヨーロッパにおいてオークは楢(なら)の事を指します。
日本では落葉樹の種を楢(なら)、
常緑樹の種を樫(かし)と呼んでいます。
そのためワイン用の樽を樫樽(かしだる)と
表現することが多いですが
実際は楢樽(ならだる)であることがほとんどです。
屋外で乾燥させたオーク材を適当なサイズに裁断。
これから樽の組み上げです。
一枚一枚、微妙に形や木目の違うオーク材を
手作業で組み上げていきます。
半分組みあがり。

まるで・・・

水に濡らし、機械で整形。
樽っぽい形になっていきます。
消毒を兼ねて内側を焼いていきます。
80%出来上がり!
焦がし方はライト・ロースト、ミディアム・ロースト、
ヘヴィー・ローストと3通りあるそうです。
底板を打ち込んで完成!
最後は赤外線を使って水漏れをチェック!
出荷を待つブルゴーニュサイズの228リットル樽!
美味しいワインを期待してます

Posted by 葡萄酒家&テリーヌテリーヌ at 12:28│Comments(0)
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