オスピス・ド・ボーヌ

葡萄酒家&テリーヌテリーヌ

2009年04月25日 18:02



ブルゴーニュのワイン産業の中心地、

 ”ボーヌ”を訪問した際の写真です。

 見事なゴシック建築の建物は、

 ”ボーヌ施療院 Hotel Dieu de Beaune”と呼ばれ

 15世紀ころ、戦争で傷ついた民衆を受け入れていた慈善施設です。

  (手前に小さく写ってるのはテリーヌです。)

 ここでは施設の運営費を捻出するため、

 寄進された葡萄畑でワインを造り、それを競売にかけていました。

 現在では施設は閉鎖されていますが、

 ここで毎年開催されるワインの競売は

 ブルゴーニュ地方の一大イベントになっています。

 これが有名なオスピス・ド・ボーヌの競売会です。




葡萄酒家のセラーにも

 オスピス・ド・ボーヌのワインが何本かあります。




どちらもドミニク・ローラン氏のワインですが、

 左は自社ラベルのワイン、

 右はオスピス・ド・ボーヌの競売で樽で競り落としたワインを

 自社で熟成、瓶詰めしたものです。

 オスピス・ド・ボーヌのラベルが貼られています。


ワインは歴史の長い飲み物なので、

 いろいろと知的好奇心をかきたてるエピソードがありますネ

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