オスピス・ド・ボーヌ
ブルゴーニュのワイン産業の中心地、
”
ボーヌ”を訪問した際の写真です。
見事なゴシック建築の建物は、
”
ボーヌ施療院 Hotel Dieu de Beaune”と呼ばれ
15世紀ころ、戦争で傷ついた民衆を受け入れていた慈善施設です。
(手前に小さく写ってるのはテリーヌです。)
ここでは施設の運営費を捻出するため、
寄進された葡萄畑でワインを造り、それを競売にかけていました。
現在では施設は閉鎖されていますが、
ここで毎年開催されるワインの競売は
ブルゴーニュ地方の一大イベントになっています。
これが有名な
オスピス・ド・ボーヌの競売会です。
葡萄酒家のセラーにも
オスピス・ド・ボーヌのワインが何本かあります。
どちらも
ドミニク・ローラン氏のワインですが、
左は自社ラベルのワイン、
右はオスピス・ド・ボーヌの競売で樽で競り落としたワインを
自社で熟成、瓶詰めしたものです。
オスピス・ド・ボーヌのラベルが貼られています。
ワインは歴史の長い飲み物なので、
いろいろと知的好奇心をかきたてるエピソードがありますネ
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